インターネットカフェが急伸長している理由

インターネットカフェはすでに都市に溶け込んだ風景となっています。ネットカフェ、ネカフェ、ネット喫茶という呼び名も普通に聞かれるようになりました。家にパソコンなかったり、またネットがブロードバンドでない人々が手軽に高速のネット環境を利用できる点、さらにオンラインゲーム対応パソコンの導入で、これまでの漫画喫茶のマンガ単行本・雑誌と肩を並べる魅力的なコンテンツとして人気が定着しつつあります。最近ではニュービジネスとして漫画とインターネットを合体させたインターネットカフェのチェーン展開を全国展開しているポパイなど多くの企業が手掛けるようになっています。ニーズの高まりに呼応して大都市圏中心の店舗展開から地方中核都市への出店が増えてきており、インターネットカフェは新しいアミューズメントスペースとして社会的にも認知され浸透しつつあります。気軽にコミックも読めてPCでゲームやネットを楽しめる空間は、設備の充実化や低料金ともあいまって幅広い年齢層に利用されています。

インターネットカフェの便利さ

インターネットカフェの利用料金は、1時間あたり数百円程度で、長時間の利用の場合には割引料金が適用される店も多いようです。自動的にパック料金が適用されるインターネットカフェもあれば、来店時に申し込みが必要な店もあります。漫画喫茶と複合化された店舗や、深夜サービスを実施する店舗も増えてきています。利用者は、若い男女から年配の男性などが多く、ビジネスや娯楽、趣味でインターネットを利用するのはもちろん、時間つぶしや待ち合わせに使われるケースもおおくなっています。旅行中や出張中の人には、メールの確認やウェブページの閲覧には大変便利なスペースです。カプセルホテルのようにテレビやラジオしかない場所よりも、料金が同程度でインターネットが使えて、設備が整ったインターネットカフェではテレビ、漫画、雑誌が楽しめてゲームも出来るのはかなり魅力的です。ドリンク飲み放題のインターネットカフェも多いため、カプセルホテル代わりに利用するビジネスマンや個人旅行客も数多くいるようです。

ネットカフェ難民はサイバーホームレス?

最近になってよく聞くのが、ネットカフェ難民ということばです。2007年1月に放送された日本テレビのNNNドキュメント「ネットカフェ難民〜漂流する貧困者たち」で、この年前後から東京などで増えていたワンコールワーカーの若者を紹介したのが始まりです。ネットカフェ難民は2007年度の新語・流行語大賞のトップテンにも選ばれています。24時間営業のインターネットカフェや漫画喫茶で夜を過ごし、仕事は日雇い派遣労働などで日々の生活を維持している人たちを意味していますが、形態こそ違えいわゆるホームレスであることには変わりありません。ネットカフェ難民の背景には、長引く不況や非正規従業員の拡大傾向などが色濃く影響を及ぼしています。日によっては日雇い派遣労働の求人がなく仕事に就けなかった時には、ファーストフード店の24時間営業店舗で一夜を明かす人々も多く、「マック難民」という造語まで2007年頃より使われるようになっています。

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